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[モニターレポート]吉岡春彦Vol.11 ロックショア入門:その3

こんにちは!山口県の吉岡です!
ロックショアに興味を持っていたり、挑戦したいアングラーからいただく質問に対する回答を紹介させていただくロックショア入門その3です。

 

その1はポイントとロッドについて、その2はルアーとアプローチについて、そして今回はランディングのお話です。

 

初めてロックショアでシーバスを掛けると必ずテンパります!

自分もそうでした(笑)

河川や波止と違って足場はゴツゴツした岩場。

付きまとうラインブレイクの恐怖と不十分な体制でのファイト。

そして寄せては返す波と、波が作り出す流れが魚の引きを何倍にも増幅させます。

さらに、その流れの中に生息しているシーバスは引きが強く、河川や波止のシーバスとは別の魚に感じるほどです。

 

こんな理由で必ずテンパるのですが、一番の対策は身も蓋もないですが「慣れ」です(笑)

 

まずはルアーをキャストする前に「ランディング位置を決めておく」という事が最初の一歩。

さて苦労して掛けたロックショアのファーストフィッシュを寄せました!あとはランディングです!


※写真はイメージです※

 

Q.ランディングはどうすればよい?

小型ならゴボウ抜き。中型以上ならズリ上げがオススメ。

「タモは使いませんか?」と質問される事もあります。
ベタ凪なら使えますが、波がある時は海面が上下するので非常に難しいです。タモにフックが掛かってしまうことも多くあまりオススメしません。ただ波が高かったり、足場が高くてズリ上げが出来ない時は選択肢としてはアリです。

A.基本はズリ上げです。

※写真はイメージです※

※ズリ上げは水際に降りるので無理は禁物です※
とにかく焦らず落ち着いて冷静に!

ではズリ上げの流れを紹介します。

①魚を誘導する
あらかじめ決めていた場所に魚を誘導します。ランディング体制に入る前に、フッキングの状態と魚の弱り具合を確認します。

②波のタイミングを待つ
大きな波が打ち寄せるタイミングを待つのですが、この時1つ先、2つ先の波もしっかり確認してください。これをしないとランディングした瞬間に次の波が目前に迫って…なんて怖い事になりかねません。

波を待つ間もシーバスは抵抗します。強烈な引きに波の力が加わり、瞬間的な負荷が強く掛かります。この時、硬いロッドだとフックが伸びたり、ラインが切れたり、身切れしてしまう事も少なくありません。レクシータシリーズのように曲がり込んで追従しつつもノされないロッドはこれらのリスクを軽減してキャッチ率を上げてくれるのでオススメです。

③ズリ上げる
ズリ上げは打ち寄せる波の力を使って躊躇せず一気に行います。

コツは3つ

・ロッドを立てすぎない。
ロッドを立てすぎるとバットパワーを発揮しにくくなります。ロッド全体のパワーを使えるように立てすぎず、魚を引っ張る方向と波の方向を同調させると波の力を最大限に利用できます。

 

・前に出過ぎない。
ランディングの瞬間は焦って前に出てしまいがちです。前に出過ぎると波をかぶるリスクが増えます。さらに魚が自分に近づいてくるのでテンションを維持しようとするとロッドが立ってしまいます。そうなるとロッド全体の力を使えないばかりか、引っ張る方向と波の方向がズレてしまいます。

 

・波と一緒に下がる。
ロッド全体のパワーを使いながら、波と一緒に後ずさりしながらズリ上げるのがコツです。波に捕まるリスクを減らしつつ、ロッドと波の力を最大限に利用します。

④リーダーを掴んで引きずり上げる
波が引くと魚が取り残されランディング完了…ではありません!
ズリ上げた場所には再び波が来ます。安全な場所まで魚を引っ張り上げましょう。この時フィッシュグリップを掛けたりしていると次の波を喰らいかねません。リーダーを手に巻き付け素早くランディングするのがオススメです。

 

ここで初めて魚をキャッチした安堵感と達成感に酔いしれましょう(笑)

 

繰り返しになりますが、ランディングは水際に近づくのでリスクが増えます。魚をキャッチしたい一心で飛び込んだアングラーの話を聞いた事がありますが、絶対に真似をしないで下さい。また魚は掛かりますが貴方の体、命は1つです。万が一事故になると、貴方自身はもちろん周囲にも多大な迷惑を掛けてしまいます。とにかく無理をせず冷静に。

 

苦労する分、ロックショアの1尾の満足度は非常に高くなります!

一度味わったら止められませんよ♪

ロックショア入門:その1 お勧めポイント&ロッド編
ロックショア入門:その2 持ち込むルアー&アプローチ編