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[プロスタッフレポート]岡崎好伸Vol.35 春リバーは塩水クサビ!

皆さんこんにちわ。岡崎です。

前回の続きになりますが、シーズンインのリバーシーバスの傾向は以前のレポートで紹介させてもらったので、今回はもう少し掘り下げた内容をと思っております。

 

春先のマイクロベイトパターンの攻略で僕が一番重要と考えるのが「水温」です。

例えば、僕が住む福井県のような降雪地方なら「ユキシロ」と呼ばれる雪解け水の影響で川の水温は非常に低くなります。一方で海水温は?というと、気象庁のサイトで調べると3月10日の福井近辺の表層水温は10℃前後となっています。

地域差はありますが、海から河川に遡上するベイトにとって、この水温差は大きな壁となります。なので海水と淡水の境い目、いわゆる「塩水クサビ」付近で水温や淡水に体を慣らしつつ、遡上のタイミングを計っているのです。

「塩水クサビ」は河口や下流域に形成される淡水と海水の境い目です。川の断面を横からに見たときに、下のイラストのように比重の重い海水が、淡水の下に入り込んで三角形のクサビ型になります。

ベイトは水温の安定している傾向のある海水部分にいて、塩分濃度や水温の違いに体を馴染ませるべく、塩水クサビ付近をウロウロしていると僕は考えています。この場所こそが、この時期に狙うべきハニースポット。ベイトが溜まっているということは、フィッシュイーターのシーバスも確実についています。

次に、この塩水クサビを見つける方法ですが、

塩水クサビはココっ!と明確に分かったら苦労しません(笑)。

まずは河口~下流域に狙いを絞り「大潮なら海水が上の方までいってるな」とか「今日は小潮だから河口域付近かな?」と大まかにポイントをさらに絞ります。

以前、相当熟練してるアングラーが「バイブを投げて、フォールスピードやテンションが一瞬フワッとなるところがクサビだよ。」と教えてくれたのですが、僕はその方法で分かった試しがありません(笑)

僕のやり方は、キールバイブ75を使用しボトムを必ず取ってスローに巻いていきます。そうすればボトム付近にあるだろう海水のゾーンを必ずルアーが通ることになります。

その時に生命感のあるストラクチャーを感じることがあります。それが「コノシロ」。

この時期に塩水クサビの海水側に高確率でいるのがコノシロなんです。つまり「コノシロ=塩水」という図式が成り立ちます。このコノシロにシーバスがついていれば最高ですし、もしシーバスからの反応がなくても、塩水クサビは発見できたわけなので、狙いは絞りやすくなります。

 

ルアーローテーション的には、先ずはキールバイブ75でサーチ。
反応なければキールバイブ62で超スローに漂わせる感じの誘い。

塩水クサビの近辺にシャロ―があれば、追い込んだベイトを捕食するボイルに遭遇できるかもしれません。こんな時は、ドリフトペンシル75バロール90なんかも効果的ですね。

あとは、今度発売になるフルフロウ120SSPのようなサスペンドタイプのプラグも塩水クサビを探し易そうですよね。

またナイトゲームであれば、河口付近の橋の明暗部なんかも非常に期待が持てるポイントになりますね。

 

これから春めいてくる(ハズの)リバーゲーム。

ぜひ塩水クサビを意識して攻略してみてください!